今朝は発表された米FOMC声明では景気見通しで若干の文言の変更はあったものの大きな変更はありませんでした。「フォワードガイダンスの変更」はありませんでしたが、景気下支えのために「あらゆる手段を用いる」ことを再確認し長期間緩和政策を続ける姿勢を市場は好感した様子です。
米株式はFRBの緩和姿勢を好感し反発。NYダウは前日比160.29ドル高の26539.57ドル。ナスダックは140.85ポイント高の10542.94。ハイテク大手「GAFA」各社の決算発表が今晩30日に予定されていますが、各社CEOが公正競争について米議会下院の公聴会で証言し滞りなく進行していたことで各社の株も買い進まれたようです。
【NY金 日足】
FOMCを控えNY本セッションでは堅調ながら様子見ムードとなり日本時間2:30の終値となるNY中心限月8月限セツルメント(清算値)は前日比8.80ドルの1953.40ドルとなり9日続伸。中心限月終値ベースでは史上最高値を4日連続の更新。その後の時間外となる3:00に米FOMC声明が発表され一時1945.8ドル(3:01)に沈む場面もありましたが、その後3:30からの米パウエルFRB議長の会見中にも値を上げ1974.9ドル(3:52)をつけ、日本時間28日朝につけた1974.7ドルを超える水準に達しています。それから1945.2ドル(4:05)までの反落を経て現在1960ドル近辺の推移。FOMC声明発表から1時間のあいだに約30ドル上下しておりボラティリティが高くなっています。ここのところアジア時間でNY時間を先行してドル建て価格が動くことが多かったですが国際金融アナリストの豊島氏は中国系ファンドが関与していると指摘しています。テクニカル指標では高値警戒水準ですがファンドによる短期売買の乱高下はまだ続く可能性は高くNY本セッション時間での1974ドルを超える水準をつけてくる可能性は高いと思われます。
【金標準先物 日足】
夜間立ち合い時間は一時6565円(23:15)までの下落場面がありましたが概ね6610円前後で推移。米FOMC声明発表をきっかけに上昇し6673円(3:50)までに達しています。朝日中立ち合い寄付きは6649円でスタート。現在6645円近辺で堅調推移となっています。ドル建てでは高値更新(1974.9ドル)していますが円建てでは28日高値6705円まではやや円高で為替水準が違ったこともあり達していません。しかし米追加支援策もまだ協議が難航しており決定しておらずファンドなどの投機筋の動きで短期的に高値更新の可能性もありそうです。
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