今週末からは大型連休です。相場は暦通りですが、飛び石のため十分お気をつけください。
今週の注目は明日の日銀金融政策決定会合。金融機関への貸し出しにマイナス金利を適用するとの観測が出ていますがどうなるか。前回のマイナス金利導入から更に実体経済へ踏み込んだ措置になるため市場への影響は大きくなることが予想されます。現在、日銀の国債保有率は30%を越えて買い入れ政策には限界があるとの見方も多く、黒田日銀総裁は前人未踏の窮地で難しい舵取りを迫られています。
【NY金 日足】
NYは崩れずでもなく、かといって高値抜けるでもなく膠着状態。米FOMCを控えて様子見ムードです。ただここのところ米長期金利が上昇してきています。昨日の米10年国債利回りは1.93%。2%手前まで上昇した3月中旬、「金」は株式などと一緒に国債売りの流れのなか買われました。そして今回4月に入ってからは国債売り株式買いの流れのなか「金」若干買われた状態。もちろん米利上げは先送りされているためすぐ売られる環境ではありませんが、債券が売られる環境のなか高い水準を維持していることが逆に不気味な感じを受けます。『Sell in May』の時期でもあり換金売りの対象になりやすい状態でいることを認識しておく必要があると考えます。予想レンジは1225~1260ドル。
【東京金 日足】
1月から3月の上昇の半値押しを経て上昇を窺う気配ですが、ドル建てもドル円も後押しをするもう一段の動きがありません。国内は4400円を中心に動いており、一般投資家のポジション取りも4400円上は売り上がり4300円台を買い下がっている手口が目立ちます。予想レンジは4450~4310円。
【東京白金 日足】
株式との連動性が出ているかもしれませんが、こちらも3月高値3677円を取っても走りきれず膠着ムード。日本が連休入り前で一般のポジションも相変わらず変化がありません。予想レンジは3690~3560円。
【東京ドバイ原油 日足】
世界銀行が下げ止まりを予測。年明けの予測価格を上方修正し2017年には50ドルに持ち直すとみています。チャートでは緩やかながら上昇トレンドを築いており他と比べてきれいなチャートです。米石油協会(API)発表の原油在庫は前週比110万バレル減と取り崩されてきています。予想レンジは31200~29100円。
【東京とうもろこし 日足】
米産地では週末にかけ降雨が予想されていますが、相場への影響は微弱。米国だけでなく南米の天候にも注目が集まり天候相場らしくなってきています。チャートは先行スパンもクロスし上昇をうかがってきていますが、本格上昇にはまだ時間を要するでしょうか。
『外務員の相場展望』としておこなっている相場セミナーを次回5/14(土)におこないます。ご関心のある方はぜひ一緒に相場を勉強しませんか?お待ちしています。
↓↓↓クリック↓↓↓
お電話でのご相談は 0120-988-528
メールでのご相談は goto@okachi.jp
セミナー資料やレポートご希望の方は
↓↓↓ クリック ↓↓↓
0 件のコメント:
コメントを投稿