おはようございます。
米株式はヘルスケア関連株の上昇でNYダウが4営業日続伸。NYダウは前日比400.17ドル高の44494.94ドル。ナスダックは前日比166.845ポイント安の20202.888で6日続伸後に反落。イーロン・マスクとトランプ大統領の確執からテスラ株が大きく下落しています。S&P500は前日比6.94ポイント安の6198.01と小幅反落。米5月雇用動態調査(JOLTS)では求人数の増加が確認され、米6月ISM製造業景況指数も予想を上回る内容から景気の先行きに対する懸念が和らいぎ、NY時間の為替相場は1ドル142.60円台から143.40円台へとドル高円安の動きとなりました。ECBのフォーラムでは米パウエルFRB議長は利下げに慎重な姿勢、また日銀植田総裁は利上げに慎重な姿勢を示しており、相場への過度な影響はなかったようです。米上院でトランプ減税・歳出法案が可決した際も為替への影響は限定的。前日に米トランプ大統領が米パウエルFRB議長に利下げへの圧力ともとられる書簡を送ったことが公表されてますが、一方でFRBウォッチャーのWSJ記者ティミラオス氏からは「FRBは7月の利下げに向けた準備は見られない」と伝えられており、利下げ観測はややトーンダウンな印象。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金8月限は前日比42.1ドル高の3349.8ドルと2日続伸。米トランプ大統領の掲げる大型減税を盛り込んだ歳出法案が米上院で可決されたことで、今後の米財政赤字が拡大していくことに対する懸念や7月9日に停止期限を迎える相互関税を巡る各国との貿易交渉への不透明感から安全資産への逃避買いが相場の押し上げ要因となっています。OSE金標準先物6月限は6月30日に15291円まで安値をつけてからは15500円台を回復。昨晩の夜間立ち合いで15600円(23:38)を試し上値をうかがう動きをみせていますが、円建てでは円高による押し下げ圧力も織り込みながらの上昇でゆるりとした上昇ペース。11:16現在、OSE金標準先物6月限は前日比13円安の15524円とプラス圏マイナス圏を往ったり来たりの展開。明日の米雇用統計や米独立記念日も週末に重なることで積極的な動きはまだ少ない様子。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】 NY白金中心限月10月限は前日比15.7ドル高の1358.7ドルのセツルメント(清算値)。NY総取組高は直近ピーク107,102枚(6/12)から減少し91,922枚(6/30)と6月末にかけてポジション調整による期末要因のために減少したとみられますが、CFTC建玉明細からみる投機筋ポジションは買い姿勢が継続しているとみられ、基調(トレンド)は維持されている様子。5950円がOSE白金標準先物の先限6月限の発会値(6/26)であり、6300超え~5800割れを上下し次の展開を待ちわびた値動きとなっています。上値更新をするまでは、下振れ局面は買いの仕込み場と考えています。
セミナー 今後の予定
7/26(土)岡地セミナー(東京)
講師:YEN蔵
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8/2(東京) 講師: ?
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【2025年】
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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