おはようございます。
米FOMCが終了しFRBは政策金利の0.25%引き上げを決定しました。今後の利上げについてはデータを重視し会合毎に決定していくとしています。次会合の9月FOMCでは利上げをする可能性も、しない可能性もあると述べています。米長期金利は声明発表後は一時上昇したもののFOMC終了後のパウエルFRB議長の会見が始まると徐々に低下。利上げの長期化観測が後退する反応となりました。米株式はダウが13連騰。NYダウは前日比82.05ドル高の35520.12、ナスダックは前日比17.27ポイント安の14127.28、S&P500は前日比0.71ポイント安の4566.75と主要3指数はまちまち。為替はFOMC終了後の会見を受けて一時1ドル139円台まで円高が進みましたがアジア時間では1ドル140.30円台まで戻しています。
【金標準先物 日足】
NY金8月限は前日比6.4ドル高の1970.1ドル、12月限は前日比6.7ドル高の2009.5ドル。8月限ではFOMC声明で利上げが発表された直後は1966.0ドル(03:00)まで下落。その後パウエル議長の会見で利上げ長期化観測がやや後退し1979.9ドル(03:44)まで上昇しています。円建て価格では為替で上値安値それぞれ相殺されています。ドル円はFOMC終了後1ドル140.69円(03:31)から139.93円(04:00)での狭いレンジの動き。今回のFOMCで追加利上げの可能性を指摘する声がある一方でまた今回で利上げ打ち止めといった見方もあるようです。ブルームバーグではJPモルガン・チェースの見通しで来年利下げに向かう見通しが示されています。年内には金は2000ドルを突破し来年末の金価格見通しを2175ドルに設定する強気の見方。OSE金標準先物6月限は前日比15円安の8886円で夜間取引を終えています。FOMCは終了したものの、今晩のECB理事会、明日の日銀金融政策決定会合を前に様子見ムードの展開となりそうです。【白金標準先物 日足】
NY白金10月限は前日比4.6ドル安の972.0ドル。FOMC後のドル安で下値が支えられていますが、上値も限定的の様子。OSE白金標準先物6月限は前日比13円安の4322円で夜間取引を終了。直近4384円(7/20)から4270円(7/21)でのレンジ内におさまっています。中国共産党中央政治局会議での今年下半期の経済政策指針に期待が高まり中国本土、本土外市場において株価も堅調ですが決め手材料難。ただ2020年からの長期トレンドにおいては着実に下値切り上げが続いており下値も限定されているとみられます。
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