金 米6月CPI 12か月連続のインフレ鈍化

おはようございます。

米株式は本日も上昇し主要3指数3日続伸。NYダウは前日比86.01ドル高の34347.43ドル、ナスダックは前日比158.265ﾎﾟｲﾝﾄ高の13918.963、S＆P500は前日比32.90ﾎﾟｲﾝﾄ高の4472.16。米CPIは前年比3.0％で12カ月連続で鈍化。コアCPIも4.8％と伸び率は鈍化しています。発表を受けて利上げ観測が後退しドル安が進行。ドル円相場は1ドル138.08円（09:21）まで円高が進み、その直後138.64ドル（10:35）までの切り返しをみせています。
【ドル円　日足】

【NY金　日足】

【金標準先物　日足】

NY金8月限は前日比24.6ドル高の1961.7ドル。米CPIでインフレ鈍化が示され大きく反発しました。一方、為替が1ドル138円台へと円高ドル安が進行し、円建てのOSE金標準先物6月限は米CPI発表後に8740円（12日22:52）まで反発。13日朝の寄付きは8710円から始まり円高で8692円（09:21）まで売り込まれた後、ドル円が円安ドル高に切り返すことで8728円（10:42）まで回復してきています。ドル円相場が6月上旬の持ち合い水準で抵抗が示されると円高圧力が弱まり円建て「金」にも押し上げムードが強まりそうです。NY金では総取組高増加の傾向が強くなってきています。

【NY白金　日足】

【白金標準先物　日足】

NY白金10月限は前日比24.2ドル高の956.6ドルと出戻りムード。基準線付近まで反発してきており一押しが入る可能性もありますが、傾向からすれば買戻しが主導することで1000ドル回復への動きが強まってくる可能性も。円建て日足チャートでは4205円を超えると新値足が陽転になります。

 

 

 

 

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