おはようございます。
注目された米上院での米パウエルFRB議長の議会証言はサプライズ的な影響を及ぼしました。従来のターミナルレートがさらに高くなる可能性を指摘し、利上げを加速させる用意があると述べ、インフレが予想以上に進行していることを示唆しています。FEDウォッチでは3月FOMCでの利上げ幅50bpの予想が69.8%に一転上昇。利上げ加速への警戒が強まり、ドル円は1ドル137円を超えるドル高円安に、米株式市場は大幅反落となっています。NYダウは前日比574.98ドル安の32856.46ドル、ナスダックは145.405ポイント安の11530.332、S&P500は前日比62.05ポイント安の3986.37。3月FOMCまでの経済データが重要と述べたことで今週末の米雇用統計、来週の米消費者物価指数などが更に注目されることとなりそうです。【ドル円 日足】
【金標準先物 日足】NY金はパウエル発言がサプライズとなり利上げ幅加速への警戒から急落。4月限セツルメントは前日比34.6ドル安の1820.0ドル。2/27に終値1824.9ドル総取組高423,217枚から3/6には1854.6ドル441,454枚へと5営業日で取組増加と共に上昇してきましたが、昨晩の急落で往って来いとなり、そっくりそのまま投機買いが崩されたとみられます。国内円建てOSE金標準先物は2月限発会してから安値7864円(2/24)から昨日高値8084円(3/7)まで220円の上昇し、昨晩の急落でその半値押し(7974円)をこなしたことになります。NY金は1800ドル前半の安値圏を確認し、ドル円相場はチャート上一目均衡表の雲を上抜け、136.75円に位置する200日移動平均線を上抜けたことでドル高トレンドを強めてくるとみています。市場は3月FOMCでの50bp利上げをすでに織り込んでおり弱材料は出尽くしに。
【白金標準先物 日足】
NY白金4月限は42.3ドル安の936.3ドルで200日移動平均線(947.7ドル)を再び下回りました。OSE白金標準先物2月限は4200円の抵抗帯に跳ね返され反落したかたちですが、金同様に直近上昇(3968円→4197円の229円幅)の半値押し(4082.5円)の水準で2月限発会値4072円とほぼ同水準です。利上げ加速による景気減速への警戒感もありますが、900ドル前半のドル建て水準は需給要因によって支えられているとみられ下値は限定的になると予想しています。国内円建て価格はドル高円安の下支えもあり強気の姿勢で見ていきたいところです。
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