おはようございます。
週末に発表された米10月雇用統計では非農業部門雇用者数は市場予想の+20.0万人を上回る+26.1万人となりましたが、失業率が市場予想3.6%よりも更に上昇の3.7%と前月の3.5%から悪化。雇用の伸びは確認できているものの失業率が大きく上昇したことで、12月FOMCにおいて利上げ幅を縮小する見方を肯定する内容だったとも言えます。しかし、前日の米パウエルFRB議長は声明発表後の記者会見で金利予測の上振れについて言及していることから、一旦の利上げペースは鈍化するものの利上げのピークアウトはまだ長期化するとの見方が市場では広まっています。米株価は利上げペースの減速を歓迎する見方から5営業ぶりの反発となりました。NYダウは前日比401.97ドル高の32403.22ドル、ナスダックは前日比132.314ポイント高の10475.254、S&P500は前日比50.66ポイント高の3770.55。
【金標準先物 日足】
米雇用統計で労働市場の過熱感が弱っているとの見方が広がり対主要通貨でドルが売られる展開。ドル建て金価格は大幅に値を戻しNY金12月限は45.7ドル高の1683.6ドルのセツルメント。前日3日のNY総取組高は48万枚まで増加していましたが、ドル安に振れたことで膨らんでいた投機筋の売りポジションにショートカバー(買戻し)が入ったとみられます。OSE金標準先物10月限は週明け7日朝の寄付きは前日比73円高の7880円。夜間立ち合いでは7895円(5日03:58)と7900円超えにはあと一歩でしたが引き続き高い水準を維持しています。8日米中間選挙、10日米10月消費者物価指数(CPI)を控え見極めムードは強いものの4日に3日の祝日取引を含めた時間帯で7685円まで安値を出し出来高を作っていることからも下値を固め上向いている印象を持ちます。【白金標準先物 日足】
中国でゼロコロナ政策の緩和に期待が寄せられ香港株が大きく反発。最大需要国である中国株が反発したことで白金需要の回復にも期待が集まります。9月からの上昇トレンドは維持しつつ時間調整が続いているような動きですが、下値が浅く(4200円前半)2021年の4500円超えに向かう道中と考えます。4300~4200円価格帯を固めている動きと捉えます。
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