金 米株リスクオンで2日続伸

おはようございます。 

昨晩の米株式は強い経済指標、良好な企業決算を背景に続伸。NYダウは前日比337.98ドル高の30523.80、ナスダックは前日比96.601ﾎﾟｲﾝﾄ高の10772.402、S＆P500は前日比42.03ﾎﾟｲﾝﾄ高の3719.98で取引を終えています。昨日発表された米9月鉱工業生産は前月比+0.4％と市場予想（+0.1％）を上回る伸びとなり、ジョンソン＆ジョンソンやゴールドマンサックスなどの金融機関の決算もおおむね好調で株価は上昇、米長期金利は低下しました。英トラス政権の減税策を巡る混乱が収束してきたことも市場をリスクオンムードに傾けた要因となっているようです。

【ドル円　日足】

【金標準先物　日足】

NY金12月限は前日比8.2ドル安の1655.8ドルのセツルメント。高安1666.0～1650.6ドルと狭いレンジでの推移となっていますが、米長期金利も4％台を維持しており金利上昇が上値を抑制しています。またドル円は149.38ドル（00:26）までドル高円安が進んでいます。ボリンジャーバンドが10月初めに収束しその後エクスパンション。+2α上を上昇していく『バンドウォーク』が見られ円安ドル高トレンドは緩やかながらも8営業日連続で円の安値を更新中で国内金価格の下支えとなっています。

【白金標準先物　日足】

本日の足で3営業日連続で直近高値を更新。終値でも4275円（3/9）に次ぐ年初来2番目の終値高値4200円を昨日つけています。昨日18日の終値では当先逆ザヤ幅が205円に拡大。『逆ザヤに売り無し』の格言通り、上昇気配を強めている様子。NYでは900ドルを割り込んだ10/10を境にやや取組高が増加し値上がりする傾向がみられます。小幅な値動きのため新規買いの兆候と判断するのはまだ尚早ですが、これまでの上昇局面はショートカバーによるものがほとんどでしたが、少なくてもこの数か月には取組増加での上昇はこれまでみられなかった傾向。

 

 

 

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