おはようございます。
前日米ペロシ下院議長が台湾を訪問すると伝えられたことで、台湾を領土とみなす中国はこれを非難。米中関係の悪化が懸念され地政学リスクが高まり前日はドル円では円買いが進み米株式は続落。特に半導体分野が大きな影響を受けNYダウが大きく値を下げています。NYダウは前日比402.23ドル安の32396.17ドル、ナスダックは前日比20.218ポイント安の12348.758、S&P500は前日比27.44ポイント安の4091.19。米長期金利は台湾有事でペロシ米下院議長の台湾訪問が注目されリスク回避で債券に資金が向かっていましたが、NY市場が明ける前には徐々に金利は上昇。米ペロシ下院議長の乗る航空機が中国から撃墜される懸念も台湾に到着する時間が近づくにつれ安堵感が広がり、またデイリー米サンフランシスコ連銀総裁やエバンス米シカゴ連銀総裁らのタカ派発言を受けて長期金利が大きく上昇しています。ドル円もリスク回避の向きが後退し大幅にドル高円安が進みました。
【金標準先物 日足】
NY金12月限は台湾有事が意識され一時1805.0ドル(21:31)まで上昇。しかしその後はFRB高官のタカ派発言から米長期金利が上昇することでドル建て金価格を圧迫。前日比2.0ドル高の1789.7ドルで終了(02:30)。その後の時間外でも1771.4ドル(08:54)まで軟調な動きとなっていましたが、日本時間では1780ドルを回復してきています。これ以上にドル円相場が大きく値動きしておりドル円は1ドル133.88円 (09:24)までドル高円安が進みましたが、133.36円(11:43)と円高に振れ、円建て金価格は11:46現在で7533円。7559円(11:10)まで高値を見せつつ追随買いの勢いは続いていません。8月ということで一方的なトレンドが出にくい環境の中での乱高下。【白金標準先物 日足】
ドル円相場の乱高下による上下を繰り返していますが、流動性乏しく3800~3600円のレンジ相場になっています。米中関係の悪化は需給に大きな影響を与えかねませんが、現状地政学リスクも限定的のようです。
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