昨晩の米株式は手掛かり難のなか小反発。NYダウは前日比18.72ドル高の33999.04ドル、ナスダックは前日比27.218ポイント高の12965.341、S&P500は前日比9.70ポイント高の4283.74。新規失業保険申請件数が3週間ぶりに改善し、またフィラデルフィア連銀製造業景況指数が5か月ぶりに上昇したことで景気減速懸念が後退。ただ米FOMCでは金融引き締めを進めるリスクについて多くの参加者が懸念を示していましたが、その後ブラード・サンフランシスコ連銀総裁やカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁ら一部のFRB高官からはタカ派的な発言も目立ち、9月FOMCでの利上げ幅については75bp、50bpでどちらの可能性もあり、先行き不透明感は拭えない状態が続いています。
【金標準先物 日足】
NY金12月限セツルメント(清算値)は前日比5.5ドル安の1771.2ドルと4営業日続落。利上げ幅は鈍化する可能性もありますが、9月においては75~50bpの利上げが見込まれており金利のつかない安全資産「金」の魅力は低下の傾向。SPDR金ETF残高も再び減少傾向が強まってきています。ただ一方でドル高はドル円相場にも波及しておりドル円は7/28以来に136円台までドル高円安が進み、為替要因で円建て金価格の下値を支えてきました。商い低調で方向性が定まらず。
【白金標準先物 日足】
NY白金は一旦200日移動平均線の上抜けにトライした(8/11)ものの、その後は再び反落。国内円建てOSE市場でも出来高が低調で3900円台の持ち合いから放れる兆しが見えず…。国内日足チャートでは時間軸で調整している感あり。
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