欧州での経済指標の悪化が世界的な景気減速懸念を強め、エネルギー需要の減退を招くとの思惑から原油価格が急落。米市場では景気減速懸念が強まり債券市場で長期債が買われることで米長期金利が急速に低下。政策金利の引き上げに影響される短期の2年債利回りは2.823%。これに対して長期となる10年国債利回りは2.818%と逆イールド(長短金利の逆転)状態 となり景気後退の予兆が意識されることとなりました。アトランタ連銀の「GDPナウ」がリセッション入りとされる2四半期連続のマイナスの可能性も市場心理を冷え込ませました。ドルは対ユーロで上昇、円もリスク回避で円買いが優勢の流れがアジア市場でも引き継がれています。
【金標準先物 日足】
欧州での経済指標悪化で景気減速懸念が強まり対ドルでユーロやポンドが急落。連休明けとなるNY市場では商品市場からの投機マネー流出の動きが強まり原油価格が急落。非鉄金属などの下落も影響し「金」も換金売りと思われるような動きに至ったとみられます。円建て金価格ではチャート悪化の兆候がみられていましたが、それ一気に相場に表れた印象。このまままで終えるとMACDデッドクロスとなった6/24から本日9営業日目で一目均衡表転換線と基準線がデッドクロスとなってきそうです。日本時間午後からの値下がりは買い方の投げ売りが主導している動きか?【白金標準先物 日足】
NY白金は2020年9月以来の830ドル台まで急落。欧州での景気減速懸念、中国での再ロックダウンへの懸念から非鉄金属市場が弱まっており、投機的な売り込みが続いているとみられます。国内は3666円(3/16)を下回ったことで売り込みが強まっているとみられます。総取組高も3万枚台に増加していることで売り込み型の相場。安値拾い場と考えます。
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