おはようございます。
週末の米株式は3指数とも続落。14日にバイデン次期大統領から1.9兆ドル規模の経済対策が示されましたが、2兆ドル近くの規模になることは事前に広まっていたこともあり『sell the fact』で利確の動きが先行する形となったようです。また米小売売上高が市場予想を下回る内容となり、また大手金融会社数社の決算が予想収益を下回ったことも金融株の下げにつながっています。NYダウは前日比177.26ドル安の30814.26ドル。ナスダックも114.14ポイント安の12998.50。S&P500種株価指数は27.29ポイント安の3768.25。リスクオフのドル高円高の動きも進んでいます。米長期金利は米10年国債利回り1.09%に低下。
また週末の米取引終了後、WJ紙で次期財務長官候補のイエレン前FRB議長が19日におこなわれる公聴会で国際競争力強化のためのドル安政策はとらないと明言するだろうとの報道があり、週明け本日、市場の話題になっています。トランプ政権ではドル高批判をおこなってきましたが、バイデン政権ではこのトランプ政権のドル高批判をしないという主旨。これがイコール『ドル高を容認?』と解釈されています。
【NY金 日足】
週末はリスクオフのドル高の動きが進み金価格を押し下げました。中心限月2月限の高値1856.6ドル(18:49)から欧州時間は軟調推移。NY時間からも米小売売上高の低調な数字を受けて株安が進みリスクオフでドルが買われ金が売られる流れ。1822.1ドル(1:12)で安値がおさまっていましたが、週明けアジア時間ではイエレン氏の報道がドル高観測を招き1800.8ドル(8:35)まで一時急落。しかしその後はリバウンドの動きで1825ドル付近まで戻している状況。ハト派とされてきたイエレン氏の発言(19日公聴会)は注目されますが、膨らんでいるドル売りポジションの巻き戻しに利用された感も否めずリバウンドはありそうですが、先週からQE縮小観測などマイナス材料に反応するケースが増えてきており、下落基調に転換していると判断しています。
【金標準先物 日足】
週明けの今朝のドル建て価格急落により週末夜間立ち合い安値をさらに更新。6055円(8:59)まで急落後リバウンドの動きで6100円を回復してきています。今晩米市場はキング牧師誕生日の祝日のため本セッションはなく電子取引のみの動きでやや商い薄。16日朝報道のあったイエレン氏については明日19日に公聴会での発言が注目されます。あくまで「ドル高政策」をとるという主旨ではなかったとみられますが、金については長期金利上昇が上値を抑えており、また偏った投機筋のドル売りポジションがドル高を招きやすい環境になっているため軟調となりやすい状態になっているとみられます。
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