おはようございます。
米株式は続落。NYダウは前日比344.93ドル安の29438.42ドル。ナスダックは97.74ポイント安の11801.60。米ファイザー社の最終分析結果が発表され前回に続き95%の有効性が示されたようです。高齢者に対しても94%と高い有効性が示され、抗体の持続期間も数年に渡って効力が持続するとのことで米ファイザー社は20日にはEUA(緊急使用許可)を申請する見込み。トランプ政権はワクチン供給の準備を進めており早ければ年内にも医療関係者に接種される可能性が出てきました。しかし一方で新規感染者数は増加の一途。NYでは再び公立学校を閉鎖すると発表。経済活動に対するロックダウンも懸念されますが、学校に対するロックダウン(閉鎖)は市場のセンチメントの不安を一層高めることになっています。
東京でも昨日新規感染者が493名、また隣接する県でもこれまでの最大値を記録。東京は警戒レベルを引き上げることを検討しており昨日の円高の動きに影響を与えたとみられます。
【NY金 日足】
日本時間21時前ごろに米ファイザー社の最終分析結果が発表され、ワクチンの高い有効性が再確認されたことで一時値を落とし1860.3ドル(21:02)の安値まで下落。その後売り一巡後はドル安を背景に1884.2ドル(0:30)まで上伸しましたが株価が下げ始めると金も連動した下げとなり上値が抑えられました。直近安値1848.0(11/9)に迫る動きとなりましたが、ワクチン報道に対する反応はやや鈍くなってきている様子。しかしSPDR金ETF残高は今朝の発表でも減少しており明らかに10月以降は資金流出の傾向がみられます。再びロックダウン懸念が株価に影響を与えてくると、投機筋がキャッシュ比率を低下させてリスクを取っている現在のポジションを縮小させる可能性は高く、1850ドル割れを想定してみておく必要がありそうです。<SPDR金ETF残高推移>
【金標準先物 日足】
夜間立ち合いでは6250円(21:03)に瞬間タッチ。直近安値6245円(10/30)には届かずでしたが終値ベースでは直近終値安値は6270円(同10/30)で、現在6257円ではこれを下回ることになります。週末には3連休が控え崩れ切れないかもしれませんが、安値更新はもう秒読みに入っていると考えています。円高の影響での下げであれば一時的反落しても反発する可能性がありますが、NYで1850ドルを割り込む下げとなった場合には6100~6000円の可能性も高まるのではないかとみています。
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