2020年7月17日金曜日

金 株下げはリスクオフでも警戒

昨晩の米株式は反落。中国の経済指標発表では4-6月期GDP、6月鉱工業生産は予想を上回りましたが6月小売売上高は予想を下回り前月比で-1.8%となったことを受けて上海総合指数が反落。上値の重たいムードの中、米小売売上高は予想を上回る好内容でしたが今週の新規失業保険申請件数では前週の131.0万件に対し今週130.0万件と雇用の回復は依然として鈍いことからNY市場では前日まで4日続伸していたこともあり一旦利益確定売りが先行する展開となりました。NYダウは前日比135.39ドル安の26734.71ドル。ナスダックも76.66ポイント安の10473.83で終え反落。ドルはリスク選好ムード後退から対円、ユーロ、ポンド、人民元などの主要通貨に対してドル高となる動き。

【NY金 日足】
発表された米6月小売売上高などの経済指標発表の影響は少なく対主要通貨でのドル高を背景として1800ドル割れまで反落した様子。セツルメント(2:30)では1800.3ドルでおえていますが、その後の時間外取引でNY株式の下落ペースに沿って今朝方1794.1ドルまで下落基調が続きました。アジア時間に入りやや回復基調で1800ドルを取り戻そうとした動きとなっており1800ドルの攻防。株価がリスク選好後退ムードとなると同時に重い動きですが株価が買い戻されると再び1800ドルを回復してくるとみられます。総取組高は7/15現在578,853枚で前日から1,322枚減少していますが短期売買での利益確定売りと見るべきか?コロナ渦発生前には70万枚以上となっていたため投機買いはまだ続く余力をもっているとみられます。

【東京金 日足】

NY市場では1800ドルを割り込んでいますが、ドル高がドル円市場でも進んだため東京金の下げは限られ6200円台を維持しています。基本的に買い目線でみておくべきところと考えますが、現在の値位置が一目均衡表転換線の6207円を辛うじて維持しているかたちでテクニカル上6200円を割り込むと一旦基準線水準6090円ぐらいまでの深押しも警戒しなければならないところ。


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