米株式は3日続伸。NYダウは前日比526.82ドル高の26289.98ドル。ナスダックは169.85ﾎﾟｲﾝﾄ高の9895.87で取引を終えています。アジア時間から米政権の1兆ドル規模のインフラ投資計画が報道され楽観ムードが広がりNY時間で米5月小売売上高が予想を大きく上回る改善となるとNYダウは更に勢いをつけ一時前日比800ドル高超まで上昇しています。ただ米議会上院銀行委員会で証言をおこなった米パウエルFRB議長は米景気回復には著しい不確実性があるとして強い警戒を示したのはFOMC後の会見内容と同様。
また北朝鮮が南北連絡事務所を爆破し再び南北間の緊張が高まっています。北朝鮮リスクへの警戒感も強まりそうです。
【NY金 日足】
NY金23:00台に安値を付ける株式とは逆相関の動きでした。安値1721.8ドルから終値にかけては買い戻され1736.5ドル（前日比9.3ドル高）のセツルメントで終了。アジア時間に入っても10:00現在1735ドル付近での動きで横這い。日足チャート上持ち合いレンジの動きですが下支えの一目均衡表の雲が近づきつつあります。踏み台となるか？雲に入り込んでくるか…？SPDR金ETF残高は3日横這い。
【東京金 日足】
東京夜間立ち合いの動きはNY金の下げ道中5934円（22:15）まで下落。米小売売上高発表後の株高に乗じてドル高円安が107.60円まで進みましたが、米パウエルFRB議長の議会証言で株価が反落しNY金が反発し5967円（00:07）まで戻りましたが、昨日の日中商い水準、夕方の戻り5976円までも戻りきれず上値の重たい動きが続いています。
東京時間は6月以降日中立ち合いで朝から引けにかけて陽線が立ったのは3営業日のみ。
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