FOMCに向けて利上げ見通しは90%となりほぼ確実視されています。ドルは対主要通貨(円以外)でドル高となり割高感からNY金は下落してきました。CFTC投機筋ポジションは約16万枚の買い越しまで縮小。週末の1309ドル付近ではもっと縮小してるかも。
当初の想定どおりの買い越し縮小は見られませんでしたが、明日の米FOMCが一応のリミットと考えています。利上げはほぼ確実視されていますので、利上げペースが年3回から4回へと加速するか?が焦点です。パウエル新FRB議長が果たしてどのような言動を発するのかじっくり注目。チャートは2月の谷間に沿って遅行線が下落。ここから目先は実線に沿って反発余地がありそう。欧州QE終了への市場の関心が再び浮上してきていますので相場は一旦切り返しへ向かうと考えています。予想レンジは1,340~1,310ドル。
【東京ドル円 日足】
ドル円はドルインデックスに沿った動きにはなっていません。
【東京金 日足】
昨日の日本時間ではドル建て安と円高のWパンチで下落し安値を更新しました。国内一般投資家は最大レベルの買い越しの様子ですが、投げ売りに出る投資家はごく一部。国内の総取組高は増加していますので一般投資家の裏で『売り方』になっているのは当業者や外国商品先物取引会社経由の方々です。ほとんどが裁定取引の玉であり、損切るための玉ではないでしょうか?目先は昨日で底打ちと判断していますので売り玉解消から斥候買いで考えます。予想レンジは4,500~4,460円。
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