イエレンFRB議長が下院での金融政策報告で証言をおこないました。日本時間21:30に公表された証言原稿で利上げについて慎重な姿勢が確認されハト派的内容と市場が判断。米株式市場には安心感が広がりました。NYダウは前日比123.07ドル高の21532.14ドルで3週間ぶりに史上最高値を更新しています。ドル円も利上げについての強力なシグナルが得られずドル売り円買いが進み一時112円台までドル安円高が進んでいます。米長期金利は低下。イエレン議長の証言から新たな利上げペース上昇のシグナルは確認できず債券も買われています。米10年国債利回りは2.32%。
今朝のFEDウォッチは追加利上げ予想9月で10.8%、12月で45.2%と低下。
【NY金 日足】
今回のイエレンFRB議長の議会証言では強力な引き締めに向かうシグナルが得られず、当面米国での引き締め観測は落ち着く見通しとなりました。現在NYでの総取組高は7/11現在で475,669枚。この下げ過程のなかやや増加してきましたので投機筋の売り込みが積み増された可能性がありショートカバーを期待する声も出てきています。しかし、お隣カナダは昨日6年ぶりに利上げをおこない、来週はECB理事会が予定されているため世界的な引き締め観測は残ります。また取組高からみても大きなショートカバーはまだ見込めないと考えており下げ道中の単なる「戻り」となる可能性も。予想レンジは1,230~1,195ドル。
【東京金 日足】
右の肩が傾いてきたようなチャート。遅行線が実線を下回る水準で推移しており取組内容的には買い方の力は弱まっています。この水準では逆張り発想から一般投資家の買い手口が膨らみつつありますが、そんなものは砂上の楼閣で相場を決定付けるものではありません。流れは下値模索の展開とみています。予想レンジは4,450~4,380円。
【東京白金 日足】
遅行線が実線に寄り出して実線抜けにトライしてきました。ここが抜ければ動きも変わってきそうですが、今までの流れからいけば抜ける可能性は低いか?予想レンジは3,360~3,280円。
【東京ドバイ原油 日足】
米エネルギー情報局(EIA)発表の米週間原油在庫は前週比760万バレル減の4億9540万バレル。協調減産を免除されているナイジェリアの産油量上限を設ける見方もでているなか、7/24に開かれるOPEC加盟国・非加盟国の会合にはナイジェリアは参加しない見通し。またサウジはOPEC盟主としての姿勢を強め8月の原油輸出量を日量60万バレル削減する計画を明らかにしています。しかし展開としては弱い流れが続きそう・・・。予想レンジは35,300~33,100円変わらず。
【東京ゴム 日足】
商い閑散、手がかり難。
【東京とうもろこし 日足】
昨晩USDA需給報告がありました。
<米国需給>
米国の作付面積・収穫面積が上方修正。単収は据え置きされ結果、収穫面積増加分生産高が増加して期末在庫増加という内容。単収については今後注目されるでしょう。
<世界需給>
主に米国での在庫増加で全体の期末在庫が上方修正。
週末日曜日から月曜日にかけて気温が上昇してくる見通しです。
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