夏相場の準備は？

おはようございます。

週末、放置していたカブトムシの幼虫を入れたケースを覗いてみたら全てサナギから成虫になっていました。オスが10匹メスが5匹でしっかりとした大きさの成虫です。 夏の虫もそろそろ騒ぎ出す頃・・・、ぜひ相場もそうなっていただきたいものです。

7月8日（土）　上念　司氏

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米株式は反発。ＮＹダウは前日比143.95ドル高の21454.61ドル。前日のドラギＥＣＢ総裁の発言を火消しするかのようなコンスタンシオＥＣＢ副総裁の発言もありＥＣＢ緩和縮小観測は一服。長期金利上昇を背景に金融株などが買われたようです。ドル円も材料難のなかユーロ高が落ち着く反落して112円台前半。米長期金利は引き続き上昇、米10年国債利回りは2.23％。

銀行間の貸出金利であるロンドンの短期金融市場ＬＩＢＯＲではＦＯＭＣ以後連日ドル金利は上昇を続けています。利上げ見通しも僅かながら上昇してきています。今朝のＦＥＤウォッチは追加利上げ見通し9月では18％、12月47.4％、18年3月46.2％、次々回利上げ見通しでは12月6.5％、18年3月17.1％となっており、ここから読み取ると年内12月に「あと１回」で来年3月に追加利上げといった見方になりつつあります。この見方が今後どう推移していくか注目しています。


【ＮＹ金　日足】

底堅さはありつつもテクニカル的には上値抵抗が押さえつけており力強さは未だ見られず。売り買い均衡の状態ですので大きく動いた方向には注意が必要。ユーロの緩和縮小観測が強まっていますが、ドル金利も着々と上昇しておりやや軟調な動きと見ています。予想レンジは1,260～1,230ドル。


【東京金　日足】

一般投資家の手口は「絵に描いた」ように4,500円で売りに傾き、昨日で再び売り越しに転じています。『4,500円売り4,450円買い』の単純なポジション取りですが、これが今まで結果的に当たっているのは事実。東京の取組高は減少していますので単純に買いポジションを決済した動きと見られます。遅行線が実線の上に顔を出そうとしており、週末レポートでお伝えした上昇への発展の条件が整うかどうか・・・。チャートは好転しかけていますがまだ完全ではなく今晩・明晩の米経済指標を見極めたいところです。予想レンジは4,515～4,480円。


【東京白金　日足】

ミクロな話でいけば上向きですが、所詮上値は限られる展開と見ます。次の一手待ちで動けず。将棋の対局でもあるまいし、時間を要します・・・。予想レンジは3,360～3,300円。


【東京ドバイ原油　日足】

米エネルギー情報局（ＥＩＡ）発表の米週間在庫は前週比10万バレル増の5億0920万バレルで前日のＡＰＩ同様に予想に反して微増。ただ相場は売られ過ぎとの見方から反発しておりアヤ戻しの動き。方向感掴みづらく仕掛けづらい展開です。予想レンジは33,800～32,000円。


【東京ゴム　日足】

 全国営業倉庫生ゴム在庫が6/20現在で3旬連続の増加で荷が集まりだしてきています。国内在庫増加は先高観の表れであり目先の先高観を強めることになります。まだしばらく戻り過程か・・・。


【東京とうもろこし　日足】

30日晩に発表されるＵＳＤＡ報告待ち。

今後のセミナーは以下の予定です。

 

 

 

7月1日（土）「外務員の相場展望」 

7月8日（土）　上念　司氏

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