せっかくの桜開花も、雨が続きます。
米株式は小反落。イエレン議長の講演発言以降利上げ慎重姿勢には安心感があり、また経済指標も良好となっているものの、NYダウは昨年末の高値に近く警戒感もちらほら。前日比は55.75ドル安の17737.00ドル。今週は米FOMC議事録要旨や討論会などが予定されており、あらためて追加利上げの時期を探る見方になりそうです。
ドル円は追加利上げ慎重な見方でも円買いドル売りが続いています。市場は追加利上げの可能性を低く見ており、111円台から110円台へと円高進行。米10年国債利回りは1.76%。
【NY金 週足】
先週予想は1250~1150ドル。実際は1245~1206ドルのレンジでした。1200ドルを維持していますが、追加利上げに慎重な見方でも大きく反発はできず、さらに米雇用統計の内容からも強気を維持されるだけの下支え要因は少ないため、高値まで買われた調整が出ていると判断しています。週末発表されたCFTC建玉明細でも買い越し残はまだかなり多く材料はともかくも調整の時間帯と考えます。予想レンジは1245~1150ドル。
【東京金 週足】
【東京白金 週足】
上値回復しきれず、「金」につれて下落。先週予想は3600~3390円で実際は3539~3420円。しかし今週に入り大幅下落しサポートと考えていた3390円を下回りました。「金」より下げ幅があるのは流動性の違いによるもので特別な要因はないと考えます。しかし、サポートを下回った以上、下値を探りに来る可能性も考えなければなりません。「金」同様に意識される1/2押しラインは『3361円』。実線ベースでは3330円になると考えます。週足チャートはまだ転換していませんので買い方針を継続する考えです。予想レンジは3500~3270円。
【東京ドバイ原油 週足】
先週の予想は32000~26000円。実際は28140~26300円ですが、週明け今週に入り26000円を下回ってきています。イランが増産継続を表明しており今月17日の産油国の協議に懐疑的な見方が出ているようです。ただ年初に底打ちしていると判断していれば今週の下げ局面は買い場を探すべきと考えます。予想レンジは28200~23200円。
【東京とうもろこし 週足】
下値で踏ん張れていられるのは期先の2限月。他期近4本は下支えがありません。順ザヤも拡大しており、まさに『順ザヤに買いなし』の格言どおりです。ただ今回の下落で作付け拡大を織り込んでしまった可能性もありますので、今後発表されてくるクロッププログレスで作付け進捗を見ながら戻りが入る可能性も否めず。戻り売りで考えます。
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