冷たい雨もあがり今度こそ春の到来に期待したいです。
日銀金融政策決定会合、米FOMCを控え米株式、ドル円などは様子見ムード。NYダウは前日比15.82ドル高の17229.13ドル。ドル円は113円台後半で狭いレンジの動き。米10年国債利回りは若干低下して1.96%。
本日の日経新聞にジムロジャースのインタビュー記事が掲載されています。先般より暴落説を唱えるなど発言が注目される投資家の一人ですが、今回の記事でも楽観視されている株式市場を警戒する内容のことを述べており世界的な現在の金融政策は誤っているのでは?といった考えを持っているようです。本来の景気循環で起こるべき事象を避け取り繕った形のままでは終わらないというようなことを述べていると捉えられます。その点、痛みを伴う中国の政策活動は全うな段階を経ているようにも感じます。
今週は日本、米国での金融政策発表があります。『魚の目』で先を読むよう心掛けたいです。
【NY金 日足】
週末の長期金利上昇で上塗られたペンキが剥がれ落ちてきているのでしょうか。先月2月中旬までは金利低下に伴い上昇してきました。中旬以降は長期金利に大きな変化がないなかETFの増加を材料に人気化した兆候があります。しかしこのような動きを振り返るとETF増加による2月中旬以降の上昇は下地を整えず上塗りした塗装のような感じがします。長期金利の今後の推移は米FOMCg後に判断していくべきと考えます。予想レンジは1260~1190ドル。
【東京金 日足】
ドル円市場の動きがなく、ドル建てを素直に反映しています。日銀、米FOMCを経過すればドル円にも動きがでてくるでしょうが、ドル建てだけ考えた場合は調整安の動きになっています。ただ4450~4350円レンジは売り上がりを始めた一般投資家も多く、下値は限られそうです。このままの値段で本日終えると目先の売り指示ラインを下回りますので安易に押し目買いは避けるべきと考えます。上向きに転じる動きを見てから買いを入れたいと考えます。方針はあくまで買い。予想レンジは4500~4400円。
【東京白金 日足】
「金」の影響での下げになっています。ただこちらは上塗りされた部分はなく下値は固いと考えています。「金」の連動安場面は積極的に買っていきたいところ。予想レンジは3630~3470円。
【東京ドバイ原油 日足】
もう少し調整か。イランからの増産凍結による同意を得る調整が難航している様子で当初今月20日に予定されていたサウジ・ロシア・カタール・ベネズエラの4カ国協議が4月に先延ばしになるとのこと。予想レンジは28000~25000円。
【東京とうもろこし 日足】
日足チャートは好転。天候相場入りを前に通常人気付く時期ですが、現在は投機筋の買戻しによるものと考えられまだ戻り売りの範囲は抜けていません。
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