年明け初日から東京市場は大幅な円高に見舞われ、株式も大幅下落。直近の年末安値を下回り18500円を下回りました。ドル円は昨日欧州時間には一時118円台に突入し、中国景気低迷、中東情勢の悪化を背景にリスク回避の動きが出やすい状態です。
【今週の予定】
| 1月4日(月) | <国内> 大発会 通常国会召集 <海外> 米12月ISM製造業景況指数(5日 0:00) 米11月建設支出(5日 0:00)  | 
      
| 1月5日(火) | <国内> 12月マネタリーベース(8:50) 10年国債入札  | 
      
| 1月6日(水) | <海外> 米12月ADP雇用統計(22:15) 米11月貿易収支(22:30) 米12月ISM非製造業景況指数(7日 0:00) 米11月製造業受注(7日 0:00) FOMC議事録(7日 4:00) 家電見本市「CES2016」開催(~9日 ラスベガス)  | 
      
| 1月7日(木) | <国内> 12月都心オフィス空室率(11:00) 30年国債入札 <海外> ユーロ圏失業率(19:00) 米新規失業保険申請件数(22:30)  | 
      
| 1月8日(金) | <国内> SQ算出日 11月毎月勤労統計調査(10:30) 11月景気動向指数(14:00) <海外> 独11月鉱工業生産 米12月雇用統計(22:30)  | 
【CFTC建玉明細 2015/12/29現在】
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   | 
  
   
ロング 
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ショート 
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ネット 
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総取組高 
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CMEドル円 
 | 
  
   
45,008 
 | 
  
   
62,234 
 | 
  
   
-17,226 
 | 
  
   
196,825 
 | 
 
| 
   
NY金 
 | 
  
   
150,229 
 | 
  
   
131,127 
 | 
  
   
19,102 
 | 
  
   
401,880 
 | 
 
| 
   
NY銀 
 | 
  
   
68,450 
 | 
  
   
47,746 
 | 
  
   
20,704 
 | 
  
   
165,006 
 | 
 
| 
   
NY白金 
 | 
  
   
46,716 
 | 
  
   
23,373 
 | 
  
   
23,343 
 | 
  
   
66,584 
 | 
 
| 
   
NYパラジウム 
 | 
  
   
16,653 
 | 
  
   
8,909 
 | 
  
   
7,744 
 | 
  
   
24,119 
 | 
 
| 
   
NY原油 
 | 
  
   
448,632 
 | 
  
   
252,281 
 | 
  
   
196,351 
 | 
  
   
1,648,904 
 | 
 
| 
   
シカゴコーン 
 | 
  
   
331,127 
 | 
  
   
370,701 
 | 
  
   
‐39,574 
 | 
  
   
1,317,814 
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| 
   
シカゴ大豆 
 | 
  
   
111,514 
 | 
  
   
171,797 
 | 
  
   
‐60,283 
 | 
  
   
646,657 
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年末時点のポジションとなりますが、相変わらず貴金属はショートが膨らんだまま。ドル円はドル買い円売りポジションが縮小されています。原油は少なめですがロングを維持。穀物は売り姿勢が鮮明です。特にコーンは取組みが増加し大きく売り越しに転じています。
【NY金 日足】
年末NY終値からはドル安を背景に大きく反発。しかし昨年12月でも上値抵抗となっている1080ドル水準で押さえられてしまいました。上抜くキッカケになる可能性とすれば週末雇用統計の内容が悪化するなどの金利上昇ペースが緩くなるだろうとの憶測がたつことが必要でしょうか。1083~1069ドルのレンジ。
【東京金 日足】
年明けから一般投資家にとっては苦しい展開が続きます。昨日は国内円高による下げとなりましたが、本日は日本株反発による円安で戻しています。昨年12月も新安値が出ると1、2日反発していました。戻し幅は約100円。今日、明日もう少し反発があるのではと考えていますが、週末雇用統計前の大幅上昇はまだ難しいか・・・。4067~4153円のレンジ。
【東京白金 日足】
日本株、ドル円が持ち直し反発。チャート的にはかろうじて値崩れを回避した様子。20日の加重平均3396円を上回っており、~3442円のレンジになっています。
【東京原油 日足】
サウジ・イランの国交断絶で、年明けアジア時間帯のスタートから上昇したドル建て原油価格は昨晩も高値はWTI38.39ドルまで示現しましたが、水準維持できず、供給過剰感を払拭するところまでには至っていない様子。ただ今までなかった中東情勢の悪化の影響は軽くはなく目先は下値は限定されながらも反発をうかがう展開が予想されます。
【東京とうもろこし 日足】
CFTC建玉明細ではファンドの穀物売り姿勢が鮮明になっています。アルゼンチンをはじめとする南米産の輸出拡大懸念が主だった要因です。通貨安に加え、輸出税の撤廃で輸出拡大は疑う余地がありません。来週12日にUSDA需給報告があり米国産の輸出縮小による国内需要の減退が見込まれます。ただ、2月後半には来年度の作付け意向も材料となってくるうえ、1月は変化もおきやすい時期になりますので安易には判断できません。
国内ファンドの期先限月への乗り換えもほぼ終了と見られ、期先2限月のサヤにも注目。
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