連休は行楽日和でしたが、その後はもう秋の気配。街を歩いていると銀杏の香り。
連休明けはVW(フォルクスワーゲン)の排ガス不正問題で先行きの株価不安が広がっています。コモディティーでも白金相場が急落。内部要因が悪いものには追い討ちをかけるように新たな材料が出現してきます。
そんななか、昨晩にはイエレン米FRB議長が講演で年内利上げが適切との考えを示しています。利上げ時期よりもその後の利上げペースを重要視しており、緩やかな利上げペースを実現していくタイミングを模索しているようです。
【今週の予定】
9月25日(金) | <国内> 9月末権利取り最終売買日 8月消費者物価(8:30) <海外> 米4-6月期GDP【確定値】(21:30) 米9月ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】(23:00) 米中首脳会談(ワシントン) 米アップルが新型iPhone発売 |
【CFTC建玉明細 2015/09/15現在】
ロング
|
ショート
|
ネット
|
総取組高
| |
CMEドル円
|
36,449
|
63,263
|
‐26,814
|
166,081
|
NY金
|
174,225
|
134,678
|
39,547
|
413,333
|
NY銀
|
60,443
|
46,180
|
14,263
|
158,007
|
NY白金
|
50,833
|
27,801
|
23,032
|
73,784
|
NYパラジウム
|
18,742
|
13,632
|
5,110
|
27,693
|
NY原油
|
485,819
|
246,433
|
239,386
|
1,702,949
|
シカゴコーン
|
400,024
|
270,060
|
129,964
|
1,248,454
|
シカゴ大豆
|
173,129
|
146,072
|
27,057
|
669,738
|
集計日がFOMC前になります。「ドル円」のポジションは円買いが前週よりも半減しています。取組高が10万枚以上減少しておりイベントリスクを避ける動きになっていたようです。それに合わせて「金」はショートポジションが増加していました。ただFOMC後の動きを鑑みると買い戻しの動きに転じているかもしれません。「原油」「コーン」はややロングが増加。
【NY金 日足】
チャートは好転。VW不正問題で景気先行きに不安が広がり安全資産への逃避の動き。CFTC建玉明細からみるとFOMC前に売り込まれておりそのショートカバーの動きと見られます。週足ではこのままいくと今週で2本陽線が立ち来週がポイント。年内利上げの話が出てきて押し込まれる場面もありそうですが市場は徐々に織り込んでいる模様です。
【東京金 日足】
こちらも強い動きになってきました。東京もこのままいけば今週で週足2本目の陽線。来週にかけて上昇が続くか、4500円が見えてきました。ドル円の後押しがあると上昇ペースも速まりますが・・・。
【東京白金 日足】
8/25の3570円に向かってきています。連休明けの昨日は換算140円以上の下げでしたが、東京市場では下げきらず夜間立会いで安値を試し、また東京日中ではまた切り返してきています。内部要因は以前から改善されておらず買い方はまた期待を持たされます。切り返す可能性がないわけではありませんがまだベクトルは上を向いていないと考えます。
【東京原油 日足 】
景気先行きに不安が残りますが、先月以降取組高は50000万枚台を上下しており取組高増加が目立ちます。上を向いてはいませんので買いにいくにはリスクがありますが週足で見ると5月高値から8月の下げは1月から5月の上昇期間の対等数値となっており2番底を打っている可能性が高いと思われます。
【東京とうもろこし 日足】
月末には四半期在庫の発表がありますが、大きな動きにはなりにくいかもしれません。他銘柄に比べると出来高が乏しくきっかけ掴めず。
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