おはようございます。
3日に1日の雨のペース。ジトジト雨は嫌いです。
ギリシャが債権団に対して譲歩案を提出し歩み寄りの姿勢を見せたことから、支援協議再開へと楽観的な見方が広がりましたが、ユーロ財務相会合では国民投票までは交渉しないとして楽観的な見方は後退。一方、米経済指標ではADP雇用者数、ISM製造業景況指数は良好な数字となっています。
米株式は序盤はギリシャ支援交渉への期待感から買われましたが、後半は失速。NYダウは+138.40ドルの17757.91ドルと2日続伸。ドル円は良好な米経済指標から利上げ期待もあり長期金利が上昇、123円台にドル高が進みました。米10年物国債利回りは2.42%。
【NY金 日足】
持ち合いながらも上値は削られてきており戻り売りの展開です。ギリシャ問題に対しての警戒感はそれほど強くなくドル高、利上げ期待からまだ重たい展開が続くと考えます。
【東京金 日足】
戻り売りの動きと判断。ボラティリティが低いため急激な下落はありませんが、ジンワリと下げが続く展開と見ています。フロアポジションは買い越しにまわり徐々に買いが増えていってますが、これは1~3月の下げ局面と同じ流れです。
【東京白金 日足】
同じ貴金属でも買うなら「白金」を選好します。現在取組高は85576枚(7/1)まで増えており、安値取組になってきていることは間違いありません。6月末を過ぎて安値を更新することができず、持ち合いながら取組高が増加していることを考えますと、急激な反発局面がくるのはそう遠い話ではないのでは?年末年始の原油がいい参考例になると考えています。
【東京原油 日足】
下抜けそうで抜けず。多少安くなる場面があっても暴落にいたる相場ではないと考えています。もちろん50000円を超えたところの持ち合い抜けを確認するのがベストと考えますがすぐにはどうか。安値拾いでしばらく様子を見ながら。
【東京とうもろこし 日足】
ファンド機関店は昨日も約400枚の買戻しが見られ、昨日で約3000枚強の売り越し残です。シカゴでの動きも期末までの買戻しを迫られたファンドの動きによる上昇と考えるのが妥当で、受粉期をこれから迎えることからするとこの買戻しが終了してしまえばひとまず上昇の流れは止まると見ます。もちろん7月の天候如何で大きな上昇相場になる可能性もありますが、逆に春先の価格まで戻した水準からは良好な天候から作柄回復を見込み下げ狙う余地も十分あります。日々の手口、天候をよく考慮していかなければならない神経質な相場です。
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