お疲れ様です。
日中は正午過ぎに急激な円高に見舞われました。衆院財務金融委での黒田日銀総裁の「(実質実効為替レートは)これ以上の円安はありそうもない」との発言が発端。今まで円安を推し進めてきただけに市場にはインパクトがありました。しばらくは円安に対して警戒感が強まりそうです。
【東京金 日足】
円高を受け大幅下落で2日続落。先限4月限は4653円-41円で終了。高値4709円は昨日夕方につけ、安値は本日日中の下げで14:56に4643円をつけています。ベクトルは下向きで一目均衡表では基準線まで押しています。下げたこの2日、一般投資家の手口は圧倒的に買い手口が多くフロアポジションの売り越しは50%以上縮小しました。4640円で1/2押し、基準線も4646円にありますので買いが出やすいところではあります。日柄も4446円(3/18)から4487円(4/27)までの29本と4487円(4/27)から本日4643円までの29本で対等数値。一旦の切り返しの可能性もありますが、当然下抜けの可能性も高まっていますので売り方針継続で推移をみていきたいと判断しています。
【東京白金 日足】
先限4月限は4433円-41円で終了。かろうじて4425円(6/5)は割れずに安値は4430円で留まりました。 チャートが好転しかけたところで本日の円高によりつぶされたかたちとなりここからの判断は難しいところです。ボラティリティから見ても逆張り有利の展開か・・・。
【東京原油 日足】
朝指摘しましたとおり、原油ロケットのエンジンには点火され日中のドル建て上昇で大気圏(50910円)突破かと期待したのですが、黒田発言の円高で失速してしまいました。終値は50180円+1360円。高値は50820円で日足つなぎチャートは高値更新なりませんでしたが、一代足では6/3につけた50790円を取っています。ただチャートは下値切り上げ上値横ばいのペナントを形作っており上抜けるとの考えは変わりません。今晩はEIAの週報。
【東京とうもろこし 日足】
先限5月限は25160円の-50円で終了。高値は夜間立会いと円高前の日中12:28につけた25340円、安値は14:50の25000円となっています。本日の手口は一般店から売りが出てそれに合わせてファンド機関店が買い戻している模様です。ファンダメンタルズが勝つか、テクニカルが勝るか、今晩のUSDAに注目です。(私は売りで考えています。)
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