大寒は過ぎましたが、冷え込みが毎日続いています。特に朝は厳しい・・・。
量的緩和を実施した欧州のもうひとつの材料、ギリシャの総選挙の結果はツィプラス党首率いる野党・急進左派連合(SYRIZA)の勝利が確実視されているようです。今朝のアジア時間のスタートは、これを受けてリスクオフの流れで入電されています。
先週のECBによる量的緩和策で、為替市場の方向性もドル・ユーロ・円で鮮明になってきていますが、他国通貨のスイスフラン、カナダドル、デンマーククローネなどなど為替市場が非常に不安定になってきています。突発的な動きが今後も考えられるかもしれません。
【今週の予定】
| 1月26日(月) | <国内> 12月貿易収支(8:50) 通常国会召集 <海外> 独1月Ifo景況感指数(18:00)  | 
        
| 1月27日(火) | <国内> 1月末権利取り最終売買日 <海外> 英10-12月期GDP速報値(18:30) 米12月耐久財受注(22:30) 米11月S&Pケースシラー住宅価格指数(23:00) 米12月新築住宅販売(28日 0:00) 米1月CB消費者信頼感指数(28日 0:00) 米FOMC(~28日) 米2年国債入札  | 
        
| 1月28日(水) | <海外> 米FOMC声明発表 米5年国債入札  | 
        
| 1月29日(木) | <国内> 12月商業販売統計(8:50) 2年国債入札 <海外> 米新規失業保険申請件数(22:30) 米12月中古住宅販売成約指数(30日 0:00) 米7年国債入札  | 
        
| 1月30日(金) | <国内> 12月家計調査(8:30) 12月失業率・有効求人倍率(8:30) 12月全国消費者物価【CPI】(8:30) 12月鉱工業生産(8:50) <海外> 米10-12月期GDP【速報値】(22:30) 米1月シカゴPMI(23:45) 米1月ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】(23:55)  | 
【CFTC建玉明細 2015/01/20現在】
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   | 
  
   
ロング 
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ショート 
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ネット 
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総取組高 
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CMEドル円 
 | 
  
   
26,525 
 | 
  
   
104,411 
 | 
  
   
-77,886 
 | 
  
   
215,413 
 | 
 
| 
   
NY金 
 | 
  
   
223,257 
 | 
  
   
60,802 
 | 
  
   
162,455 
 | 
  
   
430,128 
 | 
 
| 
   
NY銀 
 | 
  
   
62,203 
 | 
  
   
15,929 
 | 
  
   
46,274 
 | 
  
   
159,904 
 | 
 
| 
   
NY白金 
 | 
  
   
49,136 
 | 
  
   
16,064 
 | 
  
   
33,072 
 | 
  
   
67,945 
 | 
 
| 
   
NYパラジウム 
 | 
  
   
25,210 
 | 
  
   
4,951 
 | 
  
   
20,259 
 | 
  
   
34,518 
 | 
 
| 
   
NY原油 
 | 
  
   
480,508 
 | 
  
   
199,239 
 | 
  
   
281,269 
 | 
  
   
1,591,022 
 | 
 
| 
   
シカゴコーン 
 | 
  
   
416,365 
 | 
  
   
186,286 
 | 
  
   
230,079 
 | 
  
   
1,301,166 
 | 
 
| 
   
シカゴ大豆 
 | 
  
   
181,193 
 | 
  
   
188,933 
 | 
  
   
-7,740 
 | 
  
   
648,949 
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目立つのは「金」の買い越し。5週連続の買い越し増加ですが、ネットで16万枚の買い越しは2012年の2月、3月以来になります。この時期は東京金が高値5081円(2/7)、NY金が1792.7ドル(2/28)をつけて、米国が金融緩和をQE1、QE2を終え、QE3に入る前。市場に資金供給がたんまりあった時期となります。これと同じ現象が再び起こる前触れの動きと思われます。
【NY金 週足】
先週1300ドルに到達して、先行スパンにぶつかっています。これを抜いてこの2年間の下げトレンドが転換していきます。今のスピードで一気に飛ぶか・・・。一押し待ちです。
【東京金 週足】
先週強力な陽線を引き、2012年の5,000円越えが見えてきました。NY金での大幅なファンド買いが顕著になってきていますので、中長期で見るとECBの量的緩和策によりこの傾向が続いていくと思われます。このまま一気にいくと反動が大きくなると思うのですが・・・。押し目から先週で6本。
【東京白金 週足】
雲からアタマ抜け出てきましたが、国内の因果玉整理が優先されもうひとつ伸びきれず。しばらくは主役の座は「金」です。
【東京原油 週足】
サウジアブドラ国王の死去で状況の変化が期待されましたが、それも一時的な動きにとどまっているようです。今朝でWTIが一時44ドル台まで下落。依然弱基調が続いています。方針は今のところ変わらず。この1~3月が供給過剰のピークと言われており、またECBの量的緩和の影響はいずれ出てくるのではないでしょうか。
【東京とうもろこし 週足】
大きな動きが出ず、小幅な値動きになっています。作付け直前までもう少し時間経過をしないと相場が動き出さないのか・・・。





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