2014年3月12日水曜日

中国発、銅相場急落

おはようございます。
今日から気温も上昇、春の気配が戻ってきました。

夜間立会いでは「金」が上伸し、「東京金」は高値を更新して先限2月限で4,492円をつけました。投機的な流れとともに、クリミア自治共和国議会が16日の住民投票を前にしてウクライナからの分離独立を宣言し緊張状態が高まってきていることも背景にあります。
しかし、他の貴金属や石油は下落。中国の信用収縮懸念から銅相場が急落しています。理財商品への投機取引に利用され在庫が積み上がっている銅の投げ売りが懸念されているようです。
中国では、介入により人民元安へと演出してきました。海外からの投機資金の流入を阻止する狙いもあったようですが、これが表面化してきているのでしょうか、今後、他市場への影響も懸念されます。

 【NY銅】


「金」はNY・東京ともに上げトレンドが停滞してきていますが、今だトレンド終了、転換のサインはまだ出ていません。売り方にはもどかしく、また買い方も高値警戒を抱きながらの展開が続いています。


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