おはようございます。
昨日の日銀が発表した「成長基盤強化を支援するための資金供給倍増」は強いインパクトを与え、東京時間では102.70円台までドル高円安が進行しました。しかしNY時間ではNY連銀製造業景指数が予想を下回り、米景気の先行き不透明感からドルは圧迫され、ドル高進行は続かず。
NY貴金属はドル高円安の進行と同時に下げ足を早め、NY金4月限は一時1312.3ドルまで高値1332.4ドルから約20ドル下げましたが、その後為替市場がドル安の動きに転じると再び切り返し1324.4ドル(+5.8ドル)で引けています。時間外で1322ドル台となっており、切り返すも高値までは取りきれていません。その他、NY銀が激しい動きになっており、前日比+47.7セント。高値安値で約65セント上下しています。
シカゴ穀物もコーン、大豆ともに上昇。コーンは一昨日指摘したとおり、ファンドなどによる買戻しの動きが続いていると見られ地味に値を切り上げてきています。
「金」フロアポジションは、2/12以降売り越しが拡大しています。つまり4,200円を越えてからの売り上がり状態。4,200円を下回らないと思惑どおりとならないため売り方にはまだ厳しい展開。
【 8:18現在 換算 】
ドル円 102.36円
NY金 1322.4ドル +7円
NY銀 2189.3セント +1.1円
NY白金 1426.2ドル +14円
NYパラ 737.8ドル +5円
BRENT原油 110.56ドル +830円
コーン 449.00セント +50円
大豆 1360.25セント +540円
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