この本は、たったひとつの疑問からはじまったそうです。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかで著者は、世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。文明を閉ざして生きている彼らを調べていく過程でわかったことは、わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだったと。メキシコの秘境を現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、タラウマ族。素足で峡谷を走り抜け、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち。
ウルトラマラソン(フルマラソンの4倍の距離)に出場し世界最高記録で優勝。先週の【世界ふしぎ発見】で特集されていた。ちなみに、彼らが住んでいるのは、メキシコのチワワ州というところ。日本でも有名な犬のチワワとは、この地域が原産の犬である。走ることに興味がない人でも面白い本です。是非、読んでみてください。
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