NY白金10月限は3.20ドル安の1503.60ドルで終了。
雇用統計を受けたNYダウの軟化と米新車販売台数の伸び率の鈍化から触媒需要の減速懸念が高まったことが原因。
米労働省が発表した6月の雇用統計によりますと非農業部門の雇用者数は前月比12万5000人減少しました。半年振りの減少ですが米政府の国勢調査に伴う臨時職員が22万5000人減少していることは事前に判っていましたので特にインパクトはありませんでした。ただADPで1万3000人しか増加していなかった民間部門の雇用者数は8万3000人増え、失業率は事前予想の9.8%に対し9.5%と大幅に改善しました。
個人的には民間雇用の増加と失業率の改善は米景気の先行き懸念にわずかな希望の光が見えたものとして独立記念日以降の商品価格上昇に期待したいと思います。
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