2010年6月25日金曜日

ユーロ・ドル

月足チャートを見ると、①のサポートライン下にブレイク後、反発して①のトレンドラインに再度乗ろうと頑張ったが、サポートレインが逆に上値抵抗となり、叩かれてしまった。そして、②のサポートラインまでもアッサリと下にブレイク。
次は週足だが①のレジスタンスラインに沿って下落している。戻っても1.3000前後。

②は、2009年に米国が超低金利政策を採ったこと、また、景気対策からドル資金を供給したことでドル余り現象が起こり、「ドル・キャリー・トレード」が引き起こされた。そのため、ユーロは「ドル・キャリー・トレード」の投資対象となって上昇したライン。そのラインまでも下にブレイクしてしまったということは、ドル・キャリーによって一時的に集まったお金が逃げただけではなく、ユーロという通貨自身に対しての不信感だったり、不安感なのであると思う。やはり戻り売りなのだと考えています。

今まで指摘してきた通りの流れはまだ変わらないと。
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