ギリシャのパパンドレウ首相は3日に予定されている閣議で、財政赤字縮小に向けた新たな緊縮財政案を打ち出す見通し。パパンドレウ首相は国内総生産(GDP)を大幅に上回る3000億ユーロという債務を削減するため、厳しい決定を行わなければ欧州全体が脅威にさらされると議会で述べた。
首相は過去数カ月に表明した歳出削減に加え、さらに最大48億ユーロ規模の歳出削減を実施する圧力にさらされている。新たな緊縮財政案には、付加価値税(VAT)引き上げ、公務員給与削減、年金支払いの一時停止、燃料、たばこ、アルコール、および高級品税の引き上げなどが含まれる見通し。
閣議は現地時間午前9時(日本時間午後4時)に開始する。新たな緊縮財政案の詳細がその場で提示されるかは不明だが、4日までには公表される見通し。
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