金 12月限23308円先限価格史上最高値

今晩24日の米市場は半日取引で明日の25日はクリスマスのため休場です。クリスマス休暇に入っているトレーダーも多く、昨晩の米株式は薄商いの中、4営業日続伸となりました。NYダウは79.73ドル高の48442.41ドル、ナスダックは前日比133.015ポイント高の23561.844、S＆P500は前日比31.30ポイント高の6909.79。
ドル円相場は、23日に急速な円安進行に対する為替介入の可能性について「フリーハンド」だと強調した片山さつき財務相の発言を受けたドル売り円買いの流れが続き、NY市場では1ドル156.20～30円で終了。日本市場に入ってからもポジション調整の動きが続き、1ドル155.55円（11:11）まで円高水準をつけました。現在は155.93円（17:17）まで戻しています。

【ドル円　日足】

【NY金　日足】

【OSE金標準先物　日足】

本日24日のOSE金標準先物10月限は前日比126円高の22978円。今朝発会した12月限は23150円で発会し、23152円で日中取引を終了。取引中、午前には23308円まで上昇し先限価格の最高値を更新しています。NY金先物市場においては12/3から12/22現在まで14営業日連続で総取組高が41万枚台から49万枚台まで増加してきており、12月に入り金市場への投資マネーの流入が確認できます。ドル建て価格は4500ドル台に達しており、多くの米投資銀行が来年の見通しを示している5000ドルの大台も現実的な水準として意識されてきています。


【NY白金　日足】

【広州白金先物　日足】

【OSE白金標準先物　日足】

本日24日のOSE白金標準先物10月限は前日比376円高の10491円。新甫発会した12月限は10550円でスタートし、中国市場が開く前に11010円（9:34）の史上最高値をつけました。終値は利益確定売りに押され10500円で終了しています。中国の広州白金先物は本日、前日比7％高の3営業日連続制限高で始まり、取引終了までほぼ張り付き状態で取引を終えています。広州白金先物は本日でローソク足でみる『三空』となっています。現在夜間取引に入り、10010円まで値下がり局面があり、日中の高値からすでに1000円の下げをみせていますが、商いが薄いこともあり乱高下している状態です。ただ騰勢が続いていることに変わりはないとみられます。

 

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