おはようございます。
雨はなく涼しい朝ですが、梅雨独特の湿気で汗ばみます。この期間を過ぎると夏本番でしょう。
昨晩夜間立会いでは全体下振れました。米1-3月期GDP確報値が予想以上の落ち込み、また耐久財受注も予想を下回る内容となり、下押しされて始まった株式市場はその後、依然として楽観ムードは変わらずに反発して前日比プラス圏で終えました。
ここ最近の弱い経済指標から米長期金利は低下、米国債が買われています。10年国債利回りは2.52%まで低下。
「金」は一時、国内では先限4,267円まで安値を出しましたが瞬間的なもので、その後は米長期金利の低下、またイラク・ウクライナの政情不安も下支え要因となっておりジリ高の動きです。高値も抜けていきませんが、下値も支えられ足踏み状態。
「金」国内内部要因は、TOCOMカテゴりー別取組で見ると非当業者委託玉(主に一般投資家・ファンドなど)は先週からの反発で大幅に買い越しを縮小しています。取組高も安値圏では10万枚まで回復していましたが、昨日で82,151枚。救われた買い玉は早々に逃げ、4,200~4,300円台の売り玉がぶら下がっているような状態になっているのではと推察されます。フロアポジションは昨日もやや売り越しは増えています。価格帯、取組内部要因は今年2月から3月までの上昇場面とほぼ同じ経過をたどっています。現在目立つ一般の手口は「金」売り・「白金」買い・「コーン」買い。
今日から貴金属・石油製品はシンポ、新しく先限が生まれます。