おはようございます。
今日はガラッと変わり涼しい朝。夕方にはまた雨模様です。
昨日、日中立会いで貴金属はドル建て価格の下落から下げ足を強め軟調に終わりましたが、夜間立会いから反発しています。「金」は今月の上昇幅に対して、NY1265ドル、東京4140円が1/2押し。
NY市場では消費者物価指数が予想以上に上昇、早期利上げ観測 が強まるなかドル高が進行し再び102円台を回復。米長期金利は2.65%まで上昇。しかしながら、本日の米FOMCにおける金融政策見通しを見極めたいことから、限定的な動きとなっています。
また、「白金」については、南ア鉱山会社側と労組AMCUとの間ではスト終結で大筋合意との報道が伝わってきています。安値は1426.1ドルで切り返しています。
原油はイラク情勢次第といったところですが、ロシアがウクライナへのガス供給を停止したこともブレント原油の価格を押し上げる要因となっており、引き続き国際情勢には注意が必要です。
昨日の日中下げ局面では、一般投資家の方々は概ね買いに行った様子で「金」のフロアポジションは買い越しが増加しています。「白金」も買い越し維持。逆に石油3品が売り越しです。
今晩の米FOMCでの金融政策見通しで、早期利上げムードが強まるか否かが焦点になります。