小渕内閣で官房長官を務めた野中元幹事長は、長官在任中に内閣官房機密費を1ヶ月当たり多い時で、7000万、少ない時で5000万くらい使っていたことを明らかにした。
内訳として、総理大臣に月々1000万、国会で野党対策にあたる自民党国対委員長や参院幹事長に各々500万、そのほか政治評論家や野党議員らにも配っていたそうです。中には、政治家を辞め政治評論家になった人で、家を買ったから3000万くれないかと電話をかけてきた人もいたと明かしています。
この報道があってから、この問題が全く広がりを見せずどこかへいってしまった。政治ジャーナリストの上杉隆氏は、なぜこの問題が広がりを見せないのかというと理由は簡単で、メディア側の人間でもらっている人がたくさんいるからだと指摘をしています。
このお金を配った政治評論家のリストがあるらしく、渡して返してきたのは政治ジャーナリスト田原総一郎氏だけだったそうです。野中氏の今回の公表の理由について、政権交代して悪習を断つためとしているそうです。
公表の理由が本当かどうかは分かりませんが、野中氏から以前お金をもらっていた人が、野中氏の批判をしていて口封じのためではという声もあるそうです。
政治とテレビ・新聞・政治評論家・ジャーナリストがこれだけつながっているのでは、我々には到底本当のことなんて見えてこないのだなと。ちなみに、アメリカでは10ドルルールというのがあるらしく、取材や聞き込みの時のコーヒーなどはもらってもよいというのがあるとか。
2010年5月7日金曜日
出口戦略どころかこれからばら撒くの?
ユーロ圏の債務危機拡大を受けて、欧州中央銀行(ECB)が危機対策の強化として
5月3日、欧州中央銀行(ECB)はオペの適格担保基準を緩和(金融機関に資金を供給する際の担
保基準を緩和)した。すべてのギリシャのソブリン債が対象となる。今後、格付け会社のムーディー
ズやフィッチがギリシャ債の格下げに動けば、ギリシャ債は
ECBが受け入れることのできる担保ではなくなり、ギリシャの金融機関による資金調達の手段が閉
ざされるのを回避するための措置。従来は、格付けが「BBBマイナス」以上だったが、ギリシャ国
債に限り、これを一時解除した。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が先週、ギリシャ国債の格付けを投機的水
準の「BB+」に引き下げたほか、ムーディーズ・インベスターズ・サービスも格下げの方向で検討し
ており、それに備えた措置をとった。
ただ、今回はギリシャ債だけだが、今後もECBが同様の状況で同じ手段を採用するなら、ECBの資
産悪化を招く恐れがある
イングランド銀行(英中央銀行)や米連邦準備理事会(FRB)は、金融危機を受けて国債の買い入
れをに踏み切ったが、ECBは国債購入を見送っていた。
5月3日、欧州中央銀行(ECB)はオペの適格担保基準を緩和(金融機関に資金を供給する際の担
保基準を緩和)した。すべてのギリシャのソブリン債が対象となる。今後、格付け会社のムーディー
ズやフィッチがギリシャ債の格下げに動けば、ギリシャ債は
ECBが受け入れることのできる担保ではなくなり、ギリシャの金融機関による資金調達の手段が閉
ざされるのを回避するための措置。従来は、格付けが「BBBマイナス」以上だったが、ギリシャ国
債に限り、これを一時解除した。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が先週、ギリシャ国債の格付けを投機的水
準の「BB+」に引き下げたほか、ムーディーズ・インベスターズ・サービスも格下げの方向で検討し
ており、それに備えた措置をとった。
ただ、今回はギリシャ債だけだが、今後もECBが同様の状況で同じ手段を採用するなら、ECBの資
産悪化を招く恐れがある
イングランド銀行(英中央銀行)や米連邦準備理事会(FRB)は、金融危機を受けて国債の買い入
れをに踏み切ったが、ECBは国債購入を見送っていた。
ブラックマンデー以来
米株式相場は急落。過去1年で最大の値下がりだった。午後の取引で相場が一時暴落、時価総額1兆ドル以上が吹き飛んだ。ダウ工業株30種平均は一時約1000ドル安を記録。下落率では1987年10月19日のブラックマンデー以来最大となった。SECは原因は誤発注にあるとし、調査しているとのこと。